南海電車の「堺東」駅の西にある堺東の商店街を抜けて、数分北へ歩くと妙國寺というお寺が…
この妙國寺の境内には、1924年に国の天然記念物に指定されている大蘇鉄が植えられていて、戦前は堺の観光といえば妙國寺ということで、大蘇鉄にご利益を求めた観光客で賑わいを見せておりました。
そして妙國寺には、本堂東側に位置する庭園と、国の天然記念物に指定された大蘇鉄とで構成されている、枯山水庭園があります。
この枯山水庭園は、白い砂がひかれた庭と、亀石組とよばれる石組の中に植えられている大蘇鉄の緑の色合いバランスが見事です。
庭園は、築山を築かない配植がなされており、平庭林泉回遊式枯山水となっています。
滝口に見立てた中央の富士型の石組みの枯れ流れの先には、石橋を架けて景色が作られた一筋と、北東の位置から低い滝口が作られて、その先に切り石の橋を架けて、枯れ流れを二筋設けています。
この二筋の枯れ流れは、方丈正面護岸石組み前で合流させて、緩やかな川の流れの景色を完成させています。
妙國寺には、この他にも千利休から贈られた六地蔵灯篭や、瓢箪型手水鉢などがあり見学できます。
勿論、一見の価値ありです‼