堺 妙國寺のソテツの根元に「鉄」を埋めるとご利益がある?

妙國寺(堺市堺区)は樹齢1100年を超える大ソテツがあり、国指定の特別天然記念物であることからも多くの方がご存知なのではないでしょうか。
さて、その大ソテツの根元に鉄を埋めることでご利益があると古くから伝えられていますが、それは「夜泣きのソテツ」といわれる逸話に由来しています。
世は戦国時代、当時は大変珍しかった妙國寺(堺市堺区)にあるソテツを見初め、時の権力者である織田信長が安土城へとこのソテツを移植しました。しかし、このソテツが夜な夜な「堺に帰ろう、妙國寺に帰ろう」とすすり泣き、それに激怒した信長が部下にこのソテツを切りつけさせました。するとその切り口から鮮血のようなものが吹き出し、ソテツが大蛇のように身をくねらせ悶えた様子をみた信長はさすがに不気味に思い妙國寺に返還しました。傷だらけのソテツは今にも枯れそうだったため、日珖が蘇生のための読経を読み上げたところソテツが、「鉄分のものを与え、仏法の加護で蘇生すれば、男の剣難と女の安産を守ろう」と告げたことから、鉄屑を根元に埋めたところ蘇生したというものです。この逸話から、現在でも多くの方から安産祈願としても人気があります。他にも千利休をはじめとした妙國寺にゆかりのある歴史上の人物もいますし、興味がある方は一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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