開運:新橋駅前ビルの「開運狸」ってなに?

新橋駅前は、何か社会的な事件が起きたりすると、テレビがサラリーマンなどに取材する場所としておなじみで、インタビューに答えているおじさんたちが、ほぼほろ酔いか、やや酩酊かの姿を思い出す人も多いのではないでしょうか。
実はその新橋駅の烏森口側のある新橋駅前ビル、正式には新橋第一ビルですが、その前に大きな狸像があり、これを周辺の皆さんや新橋界隈の企業にお務めするサラリーマンが「開運狸」と呼んで、愛しているということなのです。
現代はビジネス街として発展していますが、その昔はそれほどでもなく、明治時代に鉄道を開通する際、工事の関係で狸が住んでいることを発見し、その巣の中に3匹の子狸がいたので、鉄道のこともあり、巣はやむなく取り壊し、代わりに3つの小屋を作ったということが記されています。
そして、その内巣立っていった子狸たちが残した3つの小屋を中心に、人々が集まり、お酒を楽しむようになったとのことです。それがきっかけとなり、飲食店が次々と作られ、界隈が繁昌し、やがて「狸小路」という名所に発展したということなのです。
つまり、狸が開運を導いてくれたということで、狸像も設置され、今も右手に通い帳、左手に打ち出の小づちで、愛嬌を振りまいてくれているというわけです。
「狸広(たぬこう)」と呼ばれていますが、開運の神様的な存在で、クリスマスには「たぬサンタ」という姿もご披露してくださり、新橋地域の守り神として、またサラリーマンの力強い味方として存在感を示しているのです。

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