徳川家康:徳川家康が子だくさんだったのはオットセイのおかげ!?

徳川家康は大変な健康オタクであったため、和剤局方などの古典書を愛用して、自ら漢方薬を調合していました。普段は麦飯を常食としながら、八味地黄丸を薬研を使って調合して、精力を高めるために利用していたことも有名です。八味地黄丸という方剤は、古代中国の金匱要略を出典とするものですが、徳川家康が使っていたものには違いがありました。

本来の八味地黄丸の処方を改良する形で、中世の和剤局方に記載されている用例を参考にして、オットセイの生薬が配合されたものを使うようになったのです。この生薬は海狗腎と呼ばれるもので、圧倒的な強壮作用があるため、徳川家康は高齢になってからも18人の子宝に恵まれるようになったのです。

八味地黄丸は腎陰虚に対応する方剤ですから、漢方の考え方を踏襲すれば、精力を増大するためにも有効です。山薬や地黄などの生薬が含まれ、最初から十分な強壮作用があるのですが、オットセイの大事なところを加えているのですから、効果が高くなるのも当然のことです。徳川家康は老年になってからも生薬の研究を続けて、徳川家の子孫を残すための方法を探っていました。漢方医学を愛好する徳川家康の趣味のおかげで、徳川幕府は260年にわたって繁栄し、八味地黄丸の名声は現在まで伝わっています。

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