堺 妙國寺にあるソテツは二度の大火を免れた厄除けのシンボル!

妙國寺(堺市堺区)にあるソテツは、厄除けのシンボルとして有名です。その訳は昔、二度の大火を免れた歴史があるためです。この妙國寺(堺市堺区)は堺の中心部に永禄5年に建立された寺です。当時の堺の権力者である、三好四兄弟の一人が日珖上人に土地を寄進し、上人の父である油屋常言の協力により建てられました。日蓮宗の代表的な寺院として、商人や戦国武将たちの信奉を受けて栄華を極めていましたが、慶長20年(1615年)の大阪夏の陣で、徳川家康妙國寺に有りと聞きつけた豊臣兵により火を放たれ、消失してしまいました。その後昭和20年(1945年)の戦災、堺大空襲により三重塔を始め、大部分の伽藍が焼失しましたが、ソテツは生き残りました。そのため、現在では厄除けのシンボルとして言い伝えられています。この大火の前にも伝説があり、昔信長が権力でもって安土城へ移植させたことがありましたが、妙國寺へ帰りたいと毎晩すすり泣くソテツに腹を立て切らせてみたものの、切断面から鮮血が出て気味悪がり、元の場所に返還したという話があります。弱った大木は日珖上人の読経によって蘇り、蘇鉄という名が付きました。現在では樹齢1100年と言われ、国の天然記念物に指定されています。

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