戦国の世に名声をほしいままにした最強の武将と言えば織田信長。その彼でさえ恐れた1本の木の伝説があります。
天正7年信長は妙國寺(堺市堺区)にある大きなソテツの木を大変気に入り、安土城に移植させることを命じました。
その直後から不気味な現象が立て続けに起こります。
その木から「家に帰る」「家に帰りたい」という声が聞こえてくるのです。
しかし、それくらいで驚く信長ではありません。「ソテツごときがたわごとを」と激怒し木に切りつけるよう家臣に命じました。
そうすると驚いたことにその切り口から真っ赤な血が流れだし、幹や枝葉を激しく揺らしたというのです。
さすがの信長もその光景に恐れをなし妙國寺(堺市堺区)にその木を返却したと言われています。
その話を聞いた僧侶が木に向かって念仏を唱えると、彼の夢に人の顔に蛇の体という神様が現れ、「苦難を救い、人々に幸福を授けよ」と言ったのです。
そして妙國寺(堺市堺区)はその木を守護神として祀ったのです。
現在では大小100以上の幹枝を持つ大木に成長しました。しかし現在、樹勢に衰えが見え始め、その姿が悪化するのを防ぐためNPO法人の手によって再生事業が行われ、元気な姿を取り戻しつつあります。
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